2023年4月2日 / 最終更新日 : 2024年8月15日 内藤明亜 ①倒産の実態 ある経営危機相談 (いま、事業をやめたら…) 【改定】 「この段階で会社をやめると、どうなりますか?」 質問はシンプルなものだった。 先ず、会社の収益状態をうかがう 業種は飲食業。 地方都市の駅に近いところで営業している。創業十年。 先期の売上げが3,000万円。粗利率(売上 […]
2023年2月1日 / 最終更新日 : 2024年8月15日 内藤明亜 倒産の全貌 倒産処理の現実=倒産処理には費用がかかる〜放置逃亡せず再起するために【改定】 いよいよ資金が底をつき、倒産するしかない局面の経営者からのご質問が非常に多い【放置逃亡するとどうなるか】について。 このエントリーもぜひ参照してください。 「放置逃亡するとどうなるか」〜そのリスクと再起への障害 結論から […]
2021年5月31日 / 最終更新日 : 2024年8月14日 内藤明亜 ①倒産の実態 地方都市の少額管財環境 小規模零細企業や個人事業の倒産は、[少額管財]で処理すべきだとかねがね申し上げてきた。 現実はどのようになっているのか。 [少額管財]は、東京地裁によって開発された法人の破産(及び代表者の個人破産)の運用方法で、順次地方 […]
2021年3月9日 / 最終更新日 : 2021年7月14日 内藤明亜 倒産の全貌 倒産処理の種類 [B-b] 任意整理 任意整理とは、[法人の破産]が裁判所の管理下(破産管財人の管理下)で処理されるのと同じように進められるのだが、裁判所(破産管財人)の支配下ではなく、倒産者の委任した弁護士の手によって進められる方法である。 実際の運用は法 […]
2021年3月3日 / 最終更新日 : 2024年8月7日 内藤明亜 倒産の全貌 倒産処理の種類 [B-a] 法人の破産 法的処理とは、[法人の破産]を裁判所(地方裁判所)に申し立て、裁判所の管理下(裁判所が選任した破産管財人の管理下)で処理が進められる方法である。 きわめてニュートラルに運用されるのでどこからも苦情が出ない処理方法である。 […]
2018年9月9日 / 最終更新日 : 2024年10月15日 内藤明亜 ①倒産の実態 倒産の仕方(倒産の手続き) 本記事は経営危機コンサルタント・内藤明亜が執筆しております。 「倒産」とはどういう状態か 倒産とは、「会社が資金不足の状態になり、事業が継続できなくなること」を言います。その状態は必然的に、「債権者」が発生することになり […]
2016年2月4日 / 最終更新日 : 2024年8月15日 内藤明亜 ②法人の破産(少額管財) 倒産の費用(総額) 倒産とは、債権者(被害者)を残して、事業を停止することである。 それにはどのような方法があり、全部でどれくらいの費用がかかるのか。 100の倒産があれば100の決着があるのであり、費用のそれに応じて変動するものではあるの […]
2014年6月23日 / 最終更新日 : 2024年8月15日 内藤明亜 倒産の全貌 もっとも安価な倒産処理方法とは何か 経営危機コンサルタント・内藤明亜のブログです。 倒産処理を決意された経営者から「倒産処理(会社の破綻処理)を、できるだけ少ない費用でやり遂げる方法はありませんか?本当にお金がないのです」というご相談をたまに受けることがあ […]
2014年4月2日 / 最終更新日 : 2024年8月15日 内藤明亜 ③法人の破産(管財事件) 法人の破産・管財事件とは <一> 費用 倒産の法的処理の意思を固め、弁護士に相談に行くとほとんどの場合[予納金]を告げられることになる。 この予納金は、[管財事件]と呼ばれる運用方法であり、負債総額によって定められている。 負債総額は財産との差し引きではなく、 […]
2013年3月11日 / 最終更新日 : 2021年8月1日 内藤明亜 倒産の全貌 民事再生の予納金と監督委員の報酬 民事再生の監督委員(法人の破産の破産管財人に当たる)の場合も予納金の一部から報酬が支払われる。 東京地裁の場合、監督委員の補助者として公認会計士を選任する運用となっているので、公認会計士への報酬金額も予納金から支払われる […]