経営危機は加速する 倒産一直線
経営危機は加速する。
ものすごいスピードで加速する。
経営危機の初期段階は以下のような要因が多い。
・シクミ - 利益が上がらない(事業モデルの破綻)
・ヒ ト - 人材問題(いい社員、従業員がいない)
・カ ネ - 資金不足(資金が足りない)
これらの問題を経営者自らが解決しようとすると、その問題解決のために圧倒的な時間を割かなければならなくなる。
そうなると事業の運営に費やす余力がなくなってしまう。
自ずと、これらのシクミ、ヒト、カネ、の問題がさらに悪化していく。
その悪化スピードは思いのほか速い。そのスピードが加速するがゆえに問題解決からどんどん遠くなっていく。
経営危機の最終段階は以下に集約されることがほとんどだ。
・カ ネ - 資金不足(会社の資金が足りなくなる)
・カ ネ - 社員の給与が払えない(社員が辞める、居つかない)
・カ ネ - 税金、社会保険が払えない(差押えの通告が来る)
・カ ネ - 借入が返済できない(金融機関の対応が変わる)
・カ ネ - 買掛金が払えない(仕入れができない)
・カ ネ - 一般管理費が払えない(家賃や光熱水費が払えない)
この問題は、債務支払いの先延ばしか、資金調達しなければ解決できなくなる。
経営者自らがこの問題を解決しようとすると、債権者への協力要請や金融機関などとの交渉を余儀なくされる。
自ずと経営者の事業に割ける時間はさらに少なくなる。
このスピードは、上の初期段階よりもさらに加速する。この段階の加速は驚くほどに速くなる。
こうした問題を解決するためには、
◆ 経営危機の早期発見
◆ 会社破綻の早期意思決定
しかない。
まごまごしていると、あっという間にスタックしてしまう。
改めて、警告としてこのエントリーを書いた。
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