2024年6月27日 / 最終更新日 : 2024年7月1日 内藤明亜 小規模零細企業経営学の試み 事業経営の二律背反(アンビバレンツ) 事業経営は[工学(エンジニアリング)]か[投機(ギャンブル)]か、という命題がある。 基本的姿勢として安全確実を科学的に追求する経営が[工学]。 成功するか失敗するかの偶然性をも受け止めて経営するのが[投機]。 結論なん […]
2024年6月27日 / 最終更新日 : 2024年6月27日 内藤明亜 経営危機に陥る経営者の肖像 勇気と想像力とサム・マネー チャーリー・チャップリンの『ライムライト』の中のせりふですね。 カルヴェロがテリーを励まそうとした言葉です。 このせりふは、実にさまざまに誤って記憶されているようなのです。 勇気と想像力とサムマネー 勇気と希望とサムマネ […]
2024年6月27日 / 最終更新日 : 2024年6月27日 内藤明亜 経営危機に陥る経営者の肖像 ポジティブ・シンキングへの疑問 プラス思考といい、ポジティブ・シンキングといい、よいところばかり見ようとする考え方に大いに疑問がある。 〝勝負には勝てなかったけど、ファインプレイがあったからよしとする〝 〝いいプレイはできなかったけど、オーディエンスに […]
2024年6月27日 / 最終更新日 : 2024年6月27日 内藤明亜 ①倒産の実態 ある倒産への道程(プロセス) その依頼人がわたしの事務所を訪れたのは、一年ぶりだった。 一年前に訪れた時、わたしは直ちに破綻処理が必要だと申し上げたのに、そのときの経営者の意思は、〝もう少しがんばってみる〝というものになった。 その一年前と今回訪れた […]
2024年6月27日 / 最終更新日 : 2024年6月27日 内藤明亜 小規模零細企業経営学の試み 生き残れる経営者像は 『最も強いものが生き残るわけではなく、 最も賢いものが生き残るわけでもなく、 唯一、生き残ることがができるものは 変化できるものだ。』 It is not the strongest of the species tha […]
2023年9月1日 / 最終更新日 : 2024年6月18日 内藤 明亜 倒産の全貌 小規模・零細事業者の経営危機の傾向(才藤 投稿) ~新型コロナウイルス感染症特別貸付(ゼロゼロ融資)の副作用~ 当事務所に相談に来るほぼ全ての依頼人はゼロゼロ融資を利用していて、加えてコロナ以前から保証協会付きの融資利用もほぼ同様の割合であった。 保証協会 […]
2023年6月14日 / 最終更新日 : 2024年4月16日 内藤 明亜 ①倒産の実態 倒産の実録(才藤 投稿) Xデー目前に経営者は何を思うのか? ある依頼人と最終的な打合せでの出来事。 休日、従業員や会社関係者が誰もいない事務所で行った。 ※代理人になる弁護士も同席。 業種は書籍関係の配達業、解体業、 […]
2023年4月15日 / 最終更新日 : 2023年4月15日 内藤明亜 小規模零細企業経営学の試み 経営者がひとりで判断するのは難しい【改定】 小規模零細企業の経営者は、なかなかいい相談相手に恵まれないものです。 経営者には以下のような経営上の悩みが尽きないものです. ・売上の減少、利益の縮小からくる経営危機 ・資金繰り不安と金融機関の対応変化がもたらすとまどい […]
2023年4月2日 / 最終更新日 : 2024年8月15日 内藤明亜 ①倒産の実態 ある経営危機相談 (いま、事業をやめたら…) 【改定】 「この段階で会社をやめると、どうなりますか?」 質問はシンプルなものだった。 先ず、会社の収益状態をうかがう 業種は飲食業。 地方都市の駅に近いところで営業している。創業十年。 先期の売上げが3,000万円。粗利率(売上 […]
2022年5月3日 / 最終更新日 : 2024年2月24日 内藤明亜 ①倒産の実態 給与の差押さえ 【改定】 給与の差押さえの金額は、二つのシバリがある。 ひとつは、33万円を超える部分については全額差し押さえられる。というシバリ。もう一つは、1/4相当しか差押えできない。というシバリ。そのどちらか高額な方が差し押さえられる。 […]