2013年11月7日 / 最終更新日 : 2021年8月1日 内藤明亜 ①倒産の実態 破産宣告ってなんだ 破産宣告という言葉がある。 この[破産宣告]というのは、法律用語でも倒産や破産の運用に関する言葉でもない。 おそらくは都市伝説として流布している言葉だと思われる。 会社を倒産させると、ある日どこかから[破産宣告]を受ける […]
2013年8月11日 / 最終更新日 : 2021年7月14日 内藤明亜 ①倒産の実態 ある倒産の決着(温泉旅館の場合) 100室ほどもある温泉旅館が倒産した。 親子代々温泉旅館業を営んできた三代目の経営者は、不本意ながら倒産の決断をした。 倒産の原因は、一に売上減、二に売上減、三四がなくて、五に売上減。 2011年3月の震災以来、客数減は […]
2013年7月22日 / 最終更新日 : 2021年8月1日 内藤明亜 ⑤経営者個人の破産ほか 抵当権と根抵当権 この二つは法律論的にはいろいろ複雑な問題があるようだが、金融機関と中小零細企業の債権債務問題で理解するには、以下のことを踏まえておけばいいだろう。 例として、3,000万円を自宅不動産に抵当権(根抵当権)を設定して借りた […]
2013年7月9日 / 最終更新日 : 2024年8月19日 内藤明亜 経営危機に陥る経営者の肖像 経営危機とM&A 「経営危機になったので会社を買収してくれるところを探してもらえないか」という相談をよく受ける。 いわゆるM&Aである。 M&Aしたい、と考えている会社は確かにある。 しかし、それは自分の会社の業容を拡大するためにM&Aし […]
2013年4月2日 / 最終更新日 : 2024年4月16日 内藤明亜 わたくしごと日記 クレタ島のウソつき問題 (2009.5.24.) ※ このエントリーは、2009年5月24日に旧ブログに掲載したものの再録です。 「すべてのクレタ島の人間は嘘つきである」、とクレタ島の人間が言った。 そう言ったのはクレタ島の人間だから、これは嘘つきが言ったことになります […]
2013年3月26日 / 最終更新日 : 2024年4月16日 内藤明亜 わたくしごと日記 大相撲・八百長三部作+αを読んでみました (2008.9.26.) ※ このエントリーは、2008年9月26日に旧ブログに掲載したものの再録です。 ① 元大鳴戸親方『相撲協会一刀両断-八百長』(1996年、鹿砦社) ② 板井圭介『中盆-私が見続けた国技・大相撲の“深奥”』(2000年、小 […]
2013年3月23日 / 最終更新日 : 2021年8月1日 内藤明亜 倒産の全貌 民事再生法は[倒産]処理法か? 民事再生法の目的は、第一条に 「この法律は、経済的に窮境にある債務者について、その債権者の多数の同意を得、かつ、裁判所の認可を受けた再生計画を定めること等により、当該債務者とその債権者との間の民事上の権利関係を適切に調整 […]
2013年3月20日 / 最終更新日 : 2021年8月1日 内藤明亜 倒産の全貌 民事再生法の不完全部分 ある建設業の会社が民事再生法の適用申請を試みていて、再生計画を立て債務の70%をカットすれば事業の継続が可能であろうとなった。 だが、そのカットされた70%はその会社の利益になるのだから課税する、と国はいうのだ。 債務は […]
2013年3月17日 / 最終更新日 : 2024年4月16日 内藤明亜 わたくしごと日記 泡坂妻夫とアナグラム (09/02/06) ※ このエントリーは、2009年2月6日に旧ブログに掲載したものの再録です。 泡坂 妻夫さん(あわさか・つまお=推理作家、本名厚川昌男〈あつかわ・まさお〉)三日、急性大動脈解離で死去、75歳。 それほど熱心な読者ではなか […]
2013年3月14日 / 最終更新日 : 2021年7月14日 内藤明亜 ①倒産の実態 倒産処理の実際例 ①ある根抵当権設定物件の行方 ※以下は実例だが、同様の事例が同じような経緯を経ることは必ずしもない(ほとんど起こらない)、レアケースであると受け止めていただきたい。 地方銀行に根抵当権設定を行って破綻した事業経営者があった。 根抵当権設定不動産は東京 […]